【ゆるっと東洋医学】寒露とは?秋の乾燥・冷えに負けない身体づくり
こんにちは。
高槻市の木のえ鍼灸整骨院です。
10月に入り、朝晩が少しずつ涼しくなってきましたね。
昼間はまだ暖かいのに、朝起きたときや夜になると「ちょっと寒いな」と感じる日も増えてきます。
そんな季節の変化を表す二十四節気のひとつが、「寒露(かんろ)」です。
2026年の寒露は10月8日~22日まで!
「寒露」という名前には、草木につく露が冷たく感じられるようになる頃、という意味があります。
秋が深まり、夏から冬へ向かって少しずつ身体も環境も変化していく時期です。
今回は、そんな寒露の時期に意識したい身体のケアと、食事などのセルフケアについてご紹介します。

寒露の時期は「乾燥」と「冷え」に注意
寒露の頃になると、夏の暑さが落ち着く一方で空気が乾燥し、朝晩の気温も下がってきます。
東洋医学では、秋は「燥(そう)」の季節とされ、乾燥による影響を受けやすい時期と考えます。
例えば、
- 喉や鼻が乾燥する
- 唇や肌がカサカサする
- 空咳が出やすい
- 朝起きると喉がイガイガする
- 便が硬くなりやすい
など、身体の「乾燥」を感じることがあります。
また、寒露の時期は昼と夜の寒暖差も大きくなります。
「昼間は暑かったから薄着で出かけたら、帰る頃には寒い…」
なんてことも。
こうした気温差に身体がついていかず、肩や首がこわばったり、身体が冷えて疲れを感じたりすることもあります。
だからこそ寒露の時期は、夏と同じ生活を続けるのではなく、少しずつ秋冬の身体に切り替えていくことが大切です。
寒露におすすめの食事セルフケア
秋の乾燥対策として、まず意識したいのが毎日の食事です。
東洋医学では、秋は乾燥から身体を守るために「潤い」を意識した食養生が大切だと考えます。
おすすめしたいのは、
・梨
秋の代表的な果物のひとつ。
そのまま食べるのはもちろん、温かいコンポートなどにするのもおすすめです。
・れんこん
秋から冬にかけて取り入れやすい食材。
きんぴらや煮物、スープなど、温かい料理にすると食べやすいですね。
・白ごま
ご飯や和え物、スープなどにちょっとプラスするだけでも取り入れやすい食材です。
・山芋
身体を整える食材として、昔から食養生にも取り入れられてきました。
とろろにしたり、汁物に入れたり、焼いたりしても◎。
・きのこ類
秋の味覚の代表選手。
炊き込みご飯や味噌汁、鍋などに入れると、無理なく毎日の食事に取り入れられます。
そして寒露の時期は、冷たいものばかりではなく、温かいスープや味噌汁、煮物などを取り入れるのもおすすめです。
秋の乾燥に対しては、辛いものを摂りすぎないこともポイント。
東洋医学では、辛味には発汗を促す働きがあると考えられており、摂りすぎると乾燥を助長する場合があります。
「辛いものが大好き!」という方も、寒露の時期は少し控えめにしてみてもいいかもしれませんね。
朝晩の「冷え対策」も忘れずに
寒露の頃からは、身体を冷やさないことも意識しましょう。
特におすすめなのが、
首・お腹・足首を冷やさないこと。
この3か所は、身体が冷えていると感じたときにまず温めたいポイントです。
朝晩に「ちょっと寒いな」と感じたら、
- 薄手の羽織を持ち歩く
- 靴下などで足元を冷やさない
- お風呂はシャワーだけで済ませず湯船につかる
- 温かい飲み物を取り入れる
など、無理なくできることから始めてみましょう。
特にお風呂は、身体を温めるだけでなく、1日の緊張をゆるめる時間にもなります。
「最近なんとなく疲れているな」という方は、少しだけ長めに湯船でゆっくりする時間を作ってみてください。
寒露のセルフケアに「ゆっくり呼吸」
秋は空気が乾燥するだけでなく、夏と比べて活動量が少しずつ落ち着いてくる季節でもあります。
そんなときにおすすめしたいのが、深呼吸
難しいことをする必要はありません。
鼻からゆっくり息を吸って、
口からふーっと長く吐く。
これを数回繰り返してみましょう。
スマホやパソコンを見ている時間が長い方は、知らないうちに呼吸が浅くなっていることがあります。
仕事や家事の合間に、肩の力を抜いて深呼吸。
たった数分でも「自分の身体に意識を向ける時間」を作ることが大切です。
「なんとなく不調」は身体からのサインかも
寒露のような季節の変わり目には、
「病気というほどではないけど、なんとなく身体が重い」
「肩や首がいつもよりこる」
「朝スッキリ起きられない」
「冷えを感じるようになった」
など、はっきりとした症状ではない不調を感じる方もいます。
もちろん、こうした症状にはさまざまな原因があり、季節だけが原因とは限りません。
だからこそ、「我慢すれば大丈夫」と放置するのではなく、まずは睡眠・食事・身体を温めることなど、日々の生活を見直してみましょう。
そして、身体の疲れや痛みが続く場合には、専門家に相談することも大切です。
秋の身体ケアなら鍼灸という選択肢も
鍼灸では、身体の状態をみながら、ツボや経絡などを利用して身体のバランスを整えていきます。
特に季節の変化によって、
「肩や首がガチガチになってきた」
「身体が冷えている感じがする」
「疲れが抜けにくい」
などのお悩みがある方は、一度ご自身の身体を見直してみるきっかけにしてみてください。
高槻市の木のえ鍼灸整骨院でも、お一人おひとりの身体の状態を確認しながら施術を行っています。
「痛みが出てから行く」のではなく、
「これ以上つらくならないように身体を整える」
という考え方も、日々を元気に過ごすためには大切です。
寒露は「冬に向けて身体を整える時期」
寒露を過ぎると、さらに秋が深まり、やがて冬へと向かっていきます。
今までと同じように動けているから大丈夫、と思っていても、身体は季節の変化を感じています。
だからこそ、
・旬の食材を食べる
・温かいものを取り入れる
・身体を冷やさない
・睡眠時間を確保する
・深呼吸をする
・疲れを感じたら少し休む
まずは、この中からできそうなことをひとつ選んでみてください。
季節に合わせて生活を少しずつ変えていくことが、身体をいたわる第一歩です。
高槻で鍼灸や身体のケアをお探しの方は、ぜひ木のえ鍼灸整骨院へご相談ください。
寒露の時期も、元気に秋を楽しめる身体を一緒につくっていきましょう。

